それもまた正論
母は私をライバル視していたと思う
周りの女の子が母と一緒に洋服を買いに行き、一緒に選んでくれた話を聞くとつらくなる。
私の母は連れてってくれるものの、一緒には選んでくれない。母自身の洋服を選ぶことに専念する。
正直なところ若作りしている。
母は美人なほうだが、それだからか自分の人生を優先しているように感じた
正直、実家にいるときは親というものは自分よりも子供優先という自己犠牲をする必要があると思っていた。
正直今も思っている。しかし、ツイッターなどで自分の時間も大切、母親だって人間という意見を聞き確かにそうだと納得していた。
正論だとも思う。しかし私の考えもまた正論である。
子どもだった時、過保護な親を持つ友人がうらやましくてしょうがなかった。
過保護な親は教育にたくさんお金をかけているような印象を受ける
それが私にとってはずるいような気がしてならなかった。
私は中学受験をして6年制の学校に通わせてもらっているから感謝はもちろんしている。ネグレクトでもないのだが当時を振り返ると教育費をたくさんかけられている友人と自分を比較し、ずるいという感情でいっぱいになっていた。親の年収を子どもの学力は比例するというデータも出ている。そんな感情でいっぱいになって自分ではなにもしなかったため偏差値の高い学校に行っていたが大学はFランにしか受からなかった。Fランは私のプライドがどうしても許さなかったので浪人をし地方の国立大に進学し今に至る。
その経験を当時は自分に言い訳ばかりにしておらず、何もしていなかった。そのため大学にも落ちた。と解釈した。
言い訳はだめ、人のせいにしちゃだめ
確かにそれもそうなのだが、程度、良い匙加減が必要だったのだと今の私は思う。
愚痴は吐いちゃだめなのではない。吐かなくてはいけないもまた正論であるのだと身をもって体感した。